第85回全国産業安全衛生大会 in 札幌 健康経営の10年間の取り組み発表をサポートしました

サポート企業の健康経営の取り組み発表を全国に情報発信

2026年9月17日、札幌市民ホールで開催された第85回全国産業安全衛生大会において、私のサポートしている株式会社オノモリ様が10年間にわたり取り組んできた健康経営について発表しました。
株式会社オノモリ

その発表の申請から発表資料まで関わらせていただきました。
第85回全国産業安全衛生大会

発表演題は、「中小規模事業場で取組む健康経営10年『働きたいと思う年齢まで働ける職場づくり』」です。

この大会は、全国からさまざまな企業・団体が参加するものの、応募企業のすべてが現地発表に採択されるわけではありません。

その中で、採択され、現地発表できたことを大変嬉しくに感じています。

「働きたいと思う年齢まで働ける職場づくり」を目指して

社員の病気をきっかけに始まった健康経営

健康経営への取り組みは、複数の従業員の病気がきっかけでした。

働くことは健康で暮らすための基盤でなければならない、会社は健康を損なったり、命を失う場所であってはならない

そんな強い思いを実感したことが、取り組みの出発点となっています。

以来、従業員一人ひとりに寄り添うことを大切にしながら、試行錯誤を重ね、関係機関から情報を収集し、自社に取り入れられるものは積極的に導入されています。

その取り組みの一つが、従業員の健康を後押しする「ふぁいと手当」です。定期健康診断の結果、生活習慣などの項目をポイント計算しその年の手当額を決めるという仕組みです。

「きれいな成果事例」ではなく、10年間の試行錯誤を伝えたい

発表では、取り組みの成果だけではなく、そこに至るまでの経緯や社員エピソードについても語っています。

発表後の会場参加者からの反響

発表後に様々な業種の方からお声がかかっており、反響が大きさを感じました。

運輸業の企業の方からのご質問

「委員会のメンバーは役職者のみですか?」

株式会社オノモリでは、役職に関係なく、社員全員がいずれかの委員会に所属し、安全や健康づくりに関わっています。

電力会社の方から

発表後に「お疲れさまでした」とねぎらいの言葉をかけられ、名刺交換をされていました。

理学療法士の方から

発表内容について詳しく聞きたいと、声をかけていただき、後日オンラインでお話しすることとなりました。

製造業の企業の方から

「うまくいった、というきれいな話ではなく、苦労しながら築いてきたことが共感でき、興味を持ちました。」

この言葉は、株式会社オノモリ様が10年間取り組んできた意味を改めて感じました。

発表を通して

発表を通じて、改めて自社における健康経営の位置づけを考えることができたことや同じように健康経営に取り組む企業の皆さまと情報を共有でき、さまざまな業種の方と意見を交わすことができたと、大変喜んでおられました。

私とっても、10年間の健康経営だけでなく、創業から3代目に至るまでの軌跡をおきかせいただけた、貴重な機会となりました。

中小規模事業場だからこそできる健康経営を

健康経営というと、大企業が行う大規模な取り組みをイメージするかもしれません。

しかし株式会社オノモリ様が10年間取り組んできたのは、特別なことではありません。

従業員の声を聞き、困っていることがあれば考え、できることから一つずつ試し、その積み重ねを大切にされています。

産業保健師が企業の目指す姿へのサポート

株式会社オノモリ様が健康経営を通じて目指しているのは、社員一人ひとりが、安全にで安心して働き、「働きたい」と思える年齢まで働くことのできる職場です。

その実現に向けて、これからも従業員と寄り添いながら、サポートを続けていきます。

今回の発表を一つの節目として、さらに寄与できるよう努力していきます。