仕事と介護の両立 介護休暇すすめても経済的理由で働き方変えられない

R.Uさん 51歳 女性 会社員

勤務年数が長く会社から頼りにされています。

両親の介護があるときいています。

健康診断結果でやせていっている

健康診断結果で数年間で10㎏痩せていました。

もともとやせ型でしたが、さらにやせていっています。今のところ貧血はありませんでした。

介護休暇の提案するが

総務は体調が心配になり、介護休暇が会社の制度にあるから、使ってみたらどう?とききました。

介護休暇を使うと収入が減るので、このままで勤務したいです。とのことでした。

総務はそれ以上つっこむことができず、見守っているそうです。

育児・介護休業法 改正 令和7(2025)年4月1日から段階的に施行

男女とも仕事と育児・介護を両立できるように、育児期の柔軟な働き方を実現するための
措置の拡充や介護離職防止のための雇用環境整備、個別周知・意向確認の義務化などの改正を行いました。

介護については、制度も複雑で、住んでいる地域によっても支援が異なります。どの法律で支援をどう使うかの組み合わせが難しいです。

働く人の介護との両立は?

R.Uさんは複雑な思いを抱えながら、働いておられることが推察されます。

介護する人の思い、介護される人の思い、正解はなく、あらゆる情報を集めて、その時の状況で選択していくことだと感じています。

当事務所では両立支援をしています

社員のこころとからだの健康を把握し、マネジメントすることは人材確保につながります。

介護との両立は、まだまだ始まったばかりで日本のこれからの課題です。

丁寧に個別に対応していくことが大切に思います。

当事務所へのお問い合わせはこちらから→https://noguchip.com/contact

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石川県の石川中央地域産業保健センターの登録保健師として野口保健師事務所 代表 野口 有美子は所属しております。
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