健康経営推進 世界禁煙デーにあわせて経営者×保健師の本音で語る禁煙の世界

喫煙対策に一歩を踏み出した企業の取り組みの実際は?

職場の喫煙対策は進んでいますか?

皆様の職場では喫煙対策はどのように推進されていますか?

健康経営でも喫煙対策は重要項目となっています。

そのこともあり、喫煙対策をすすめたい企業もおられるのではと思います。

私自身の経験からも一筋縄ではいかず、試行錯誤を繰り返してきました。
事業所と一緒に取り組んだ喫煙対策5年間 | 野口保健師事務所

諦めず地道な取り組みが必要と感じています。

今回は喫煙対策に一歩を踏み出した事例をご紹介します。

経営者×保健師の動画の発信

昨年、社長が禁煙をしたことをきっかけに、喫煙対策の追い風が吹き始めました。

人事部門も喫煙対策を推進したい思いがあり、まさにグッドタイミングが訪れました。

この企業は1か月に1回社長のメッセージ動画を配信していました。

そこで、世界禁煙デーにあわせて「経営者×保健師の本音で語る禁煙の世界」の動画を配信しました。

←実際に配信された動画の一部

社員からの反応

人事部門には、社員から「おもしろかった」「社長が禁煙したことを知らなかった」など興味を持って視聴した声が寄せられたそうです。

また、社長と保健師とのやり取りを見て、「保健師が話しやすそう」と思いがけない反応もありました。

禁煙外来補助の新設

禁煙外来の補助も新設し、社員が禁煙に取り組みやすい環境も整えました。

家族へのサポートお願いの手紙送付

禁煙の継続には周囲のサポートが欠かせません。そこで社長名で家族に手紙を送付しました。

禁煙を強要するのではなく、そっと後押しや見守ってほしいことを強調しました。

←送付された手紙のイメージ

受動喫煙防止のため喫煙環境の調査

人事部門は、敷地内禁煙が理想ではあるものの、急激な環境変化はハレーションを恐れていました。

まずは、現状把握から始めることとし、屋外喫煙所の利用時間と人数、ルールが守られているか調査を始めました。

喫煙所を合併して減らすことを計画しています。

喫煙の社会環境の変化

かつて50年前の喫煙率8割で、学校や病院、公共交通機関でもタバコを吸う姿は当たり前でした。

それから喫煙を取り巻く環境は変化し、マナーを守ってタバコを吸う時代となり、現在ではルールを守ってタバコを吸わない時代へと移行してきました。

この企業でも喫煙対策が変化していっていることで、社員からの否定的ご意見も寄せられておりますが

喫煙対策のポイント

企業が喫煙対策をすすめる上でのポイントは、受動喫煙防止を前面にだすことです。

禁煙者を増やす取り組みだけでは、喫煙者が対策に否定的になることを最小限にするためです。禁煙希望者にはサポートしますという姿勢が適しています。

複数を組み合わせて、根気よく進めていくことが必要です。