「死にたいと思うことがある」打ち明けられたら、あなたはどうしますか?社員に寄り添う対応

もし、「死にたい」と打ち明けられたら、あなたはどうしますか?

「死にたいと思うことがある」と打ち明けられた

ある女性社員が涙を流し、総務担当者に「死にたいと思うことがある」と打ち明けました。

彼女は仕事ができ、会社からも大きな期待を受けていました。

しかし家庭では、子どもに発達の遅れがわかり、どうして良いかと受け入れられていないという悩みを抱えていました。

その負担が心身に表れていたのです。

話を受け止め、寄り添う姿勢

このとき、総務担当者は無理に踏み込まず、「話を受け止める」ことを大切にしました。

別の機会に会っても無理に話しかけることはせずに会釈をするくらいにとどめ、「寄り添う姿勢」を見せました。

話せる相談者がいることが支えに

上司には言いにくくても、総務担当者には悩みを話しました。

社員にとって安心できる窓口があること自体が支えになっていたと考えられます。

打ち明けられた時の対応

そのように打ち明けられた時には、たいていの場合は、驚いて動揺してしまいます。

しかし、総務担当者は落ち着いて、話を受け止め、寄り添う姿勢をされたことは、適切だったと感じました。

安全の確認のために必要なこと

「死にたい」という言葉が出た際には、安全の確認のため、実際に行動に移したことがあるかを確認する必要があります。

産業保健師による相談窓口の必要性

この事例は、社員が安心して相談できる社内担当者の存在が、メンタルヘルス不調を早期に支える大きな力となっています。

しかしながら、相談された側も、重大なことを打ち明けられることは大きな負担となり、悩んでしまうこともあります。

そのような場合に産業保健師は、医療専門職として必要な情報整理や判断の補助をする役割を担っています。

産業保健師であれば、プライバシーを守り安心して相談できること、精神的負担を軽くすることもできます。

当事務所では職場のメンタルヘルス支援をしています

保健師がきくことで本人は話しやすく、人事労務担当者の業務負担と心身の負担も減らせます。各関係者と連携しやすくなります。

まず当事務所に相談してみませんか。初回相談は無料にて承っております。

当事務所へのお問い合わせはこちらから→https://noguchip.com/contact

企業内に産業医や保健師がいない場合の無料相談窓口

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石川県の石川中央地域産業保健センターの登録保健師として野口保健師事務所 代表 野口 有美子は所属しております。
石川中央地域産業保健センター|一般社団法人 白山ののいち医師会