G.Nさん 60代 男性 管理職
G.Nさんは1日30本、40年以上タバコを吸っています。
呼吸機能検査で肺年齢は100歳ごえです。
10年以上COPD(慢性閉塞性肺疾患)紹介状が発行されています。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、気管支や肺胞が炎症で変化し、正常な呼吸ができなくなっている状態。
将来は酸素ボンベを持ち歩く可能性が高いです。
肺機能を維持するためには禁煙が最も重要です。
これまでの保健指導での様子
紹介状発行の受診勧奨、禁煙指導に加えて特定保健指導対象でもあり、10年以上保健指導は受けています。
禁煙に関心はなく、仕事辞めたら考えるかもと言うだけでした。
保健指導は何度も受けており、管理職であることから受けないといけないから受けるという様子でした。
あきらめるしかないのかとも感じていました。
部下の健康管理で打合せ続く
部下のメンタル不調のことで、G.Nさんからの相談、部下との面談報告などで打合せする機会が増えました。
60分ほど電話で打合せすることもありました。
禁煙の話はこんなに盛り上がったことないねと話していました。
G.Nさんが退職する年に紹介状の返書が届く
G.Nさんが退職する年度の健康診断の紹介状の返書が届きました。
G.Nさんがついに病院に行ったということ、病院からの返書には治療を始めるという内容がかかれていました。
驚いて、すぐにG.Nさんに連絡しました。
理由をたずねると、「退職もするし、もう、いかんなんかなと思って」と。
禁煙指導 あきらめず継続することの大切さ
何度も禁煙をすすめること、禁煙を話題にすることに効果があると言われています。
あらゆる機会をとおして禁煙指導をつづけてきました。
その時は反応がない、無関心であっても、機会が訪れるのだと感じた事例です。
今後も何度でもあきらめず禁煙指導をします。
代表 野口 有美子 (のぐち ゆみこ)
事業内容 企業等に定期健康診断後の保健指導、健康テーマの研修、健康経営の相談、メンタルヘルス対策、治療と仕事の両立支援、産業医や主治医・地域との連携等、健康管理のサービスの提供。働く人々の疾病予防、健康の維持増進。
保有資格 保健師 看護師 養護教諭一種 第一種衛生管理者免許 健康経営エキスパートアドバイザー(認定番号 EX23002053) メンタルヘルス対策・両立支援促進員 認定フェムテックエキスパート
職歴
2002年 公益財団法人石川県成人病予防センターの保健師として、4年間石川県内の自治体や企業の健康診断、保健指導に従事。
2006年 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)金沢健康増進センターの産業保健師として17年間、社員約3,000人を支援。
各種健康診断、保健指導、健康相談、メンタルへルス支援、健康増進企画運営、健康経営など新入社員からシニア社員まで幅広く社員の健康管理を経験。
2023年4月より 石川産業保健総合支援センター 登録保健師
2023年5月より 野口保健師事務所 開業
2024年4~8月 石川県立看護大学 臨時助手
2024年4月より 金城大学公衆衛生看護学専攻科 産業保健活動論 非常勤講師
所属団体
日本産業衛生学会 産業保健看護部会 日本看護協会 石川県看護協会 石川県中小企業家同友会 金沢市倫理法人会 日本開業保健師協会 NPO法人禁煙ねット石川 産業保健オンラインコミュニティ(通称COEDOH) NPO法人子育て支援 はぐはぐそのままでいいよ 女性起業家交流会 in HOKURIKU(JKK)
学会発表
第87回日本産業衛生学会「イコちゃんカップ」ウォークラリーの 拡大定着に向けた取り組み
2014年日本産業衛生学会の生涯教育ガイドラインGood Practice事例に記載「イコちゃんカップ」ウォークラリーの拡大定着に向けた取り組み
第92回日本産業衛生学会 35歳時保健指導前後の定期健康診断結果の変化からみた若年支援の効果について
第94回日本産業衛生学会 A事業所の喫煙率低下及び受動喫煙防止意識向上のための喫煙対策5年間の取組み
第99回日本産業衛生学会 中規模事業所への開業保健師介入による従業員の健康意識の変化と保健師の役割

